積載車の修理と架装…①

今回依頼を受けたのは…積載車の荷台修理と架装。
オークションで購入した積載車の荷台が、あまりにも錆び錆び状態で綺麗にしたくって!というご依頼。
確かにいろんなところが錆びている。むしろ腐っているという表現の方が合ってるかもしれない。
もともとは飛騨地方で使われていた車両らしいから融雪剤の影響力の凄さを感じた。
所々に穴が空いているが見た感じさほど錆びて無いようにも感じていたが…
フロアパネルの錆びは想像以上に酷く、まるでパイ生地状態だった。切断機の炎がまともに通らない状態では思うように作業は進まない!細かく細かく溶かすように切りとって行き、大きく開口を開けてからフレームの溶接部分を取り除くという、時間のかかる作業を進めていった。
燃える塗料の臭いに噎せながら、溶剤のガスで呼吸困難になりながらの作業になった。
とりあえずフロアの開口部を開けるだけでかなりの時間を要すこととなった。
丸見えになったフレームの中は錆びの塊だった。外側からは想像もできないほど錆び錆び状態だった訳だ。

【鉄工房 樂】のブログ 鉄のぬくもりを感じるデザイン

曲げ加工、鍛造加工、鍛金加工などの手仕事の加工を得意としています。スケッチ、挿絵、図面等を作成し お客様のラフスケッチをより具体化したデザイン提案が可能です。

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